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■皮膚と髪の毛のおはなし①~正しい皮膚理論その2
前回は皮膚の働きと構造についての簡単なお話でしたね。
今日はその第2弾!毛根はどうやって出来るか?というお話から
皮膚と髪の毛の密接な関係をご説明いたします。
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■表皮
表皮は、私たちが知っている皮膚の、もっとも外側の部分です。表皮の
厚みは、手のひら、足のかかとなど厚い部分と、目のまわりなどの薄い
部分とでは、大きな差がありますが、平均すると2mmくらいです。
皮膚はさらに、外側から、角質層(かくしつそう)、顆粒層(かりゅうそう)、
有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)に分けられます。
「角質層」は20層ほどの扁平な「角質細胞」から出来ています。
私たちが、日常、目で見、手に触れているのは「角質層」で、からだの
外側から手入れすることが出来るのはこの「角質層」だけなのです。
「角質細胞」は核を失った死滅細胞ですが、20層ほどに重なって「角質層」
を作ることによって、外敵から身体を守る機能を果たしているのです。
また角質層は、20%~30%の水分(汗)と5~6%の脂分(皮脂腺から
分泌)を含み、皮膚にうるおいや、ハリを与える働きをもっています。
さらに、あまり知られていませんが、髪の毛は、実はこの角質層が陥没
(かんぼつ)して毛根となるのです。ですから、皮膚の角質層も髪の成分も
同成分のケラチンと呼ばれるタンパク質から構成されているのです。
「基底層」は、表皮のいちばん下にあり、真皮との境目となっています。
また「基底層」にはメラニン生成細胞があって、ふだんは一定のメラニン
色素を、生成しています。人種によって、このメラニン生成細胞のの数は
違っています。アフリカ人には多く、欧米人には少なく、日本人はその
中間くらいになています。
これら表皮の中では「基底層」と「有棘層」だけが、細胞分裂を行っており
新しい細胞を作り出しています。これらふたつの層は、いわば、表皮の
母体であり、ふたつの層を合わせて「種子層」と呼ばれています。
ここれ生産された新生細胞は、次第に皮膚の上の方へ押し上げられ
角質層に到達すると、生命力を失ってしまいます。これを「角化現象」と
いいます。
この角化の過程で、新生細胞の形は、偏平になって硬くなり、最後に各片と
なって、角質層から剥がれ落ちます。これがアカです。
ひとつの細胞が生まれ、上層に移動して生命力を失いアカとなって、
はがれ落ちるまで、正常な人で、約4週間かかると言われています。
つまり人間はおよそ1ヶ月のサイクルで「脱皮」を繰り返しているとも言う
ことが出来るのです。
今回は「皮膚と髪の毛のお話①」として、おもに”皮膚”に関したことがらを
ご紹介してみました。皮膚は髪と密接な関係にあることが、ご理解いただ
けたことと思います。
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さてこの続きはまた次回「皮膚と髪の毛のお話②」としてお届けします。
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